全日畜セミナーを開催
平成28年6月14日
全日畜は、平成28年6月14日(火)ホテルアジュール竹芝で総会記念事業の全日畜セミナーを開催した。
セミナーは、農事組合法人和郷園代表理事で株式会社和郷代表取締役でもある木内一博氏が、「6次産業化への取り組み」の演題で基調講演。
「農事組合法人和郷園」は、千葉県北東部及び茨城県南部の優れた技術をもつ生産者約100軒からなる農業経営者集団であり、「株式会社和郷」は、「和郷園」で生産された農産物に様々な付加価値を付けた流通・販売・サービスを担う会社です。この二つの法人が密接に連携した農業法人グループで、木内氏はその中心で活躍されている方です。
木内氏は、基本理念として「生産者の自律」を掲げ、何を作れば売れるのか、ニーズはどのように変化していくのか、など、10年後の未来のニーズに向かって事業を組み立て、「もの」を介して「こと」を作り出していくことが大事とし、農業は、これからは個の経営と協業する経営とをキチンと戦略をもっておこなっていく時代に入ってきていると述べ、参加者からも多くの質問等が出され、有意義なセミナーであった。
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