九州ブロック会議を鹿児島県さつま町で開催
平成24年10月11日
九州ブロック会議を鹿児島県さつま町で開催
全日畜では、取巻く情勢が厳しさを増している中、商系生産者及び関係者が連帯して諸課題に対処していくことが求められていることを踏まえて、平成24年度の活動として、地域組織と連携して、地域単位でブロック会議を開催し、関係者相互の情報交換を図ることとしました。平成24年10月11日から鹿児島県で開催した九州ブロック会議の概要を紹介します。
九州ブロック会議(鹿児島会場)
日程:平成24年10月11日(木) ・12日(金) 13:30~(翌日)12:30
会場:「京セラホテル」鹿児島県薩摩郡さつま町(現地視察は域内)
参加者:70名(生産者、行政、基金協会、飼料メーカー、金融機関、他)
講演会
演題:赤毛和牛の黎明(流通への調整)
講師:熊本県畜産農業協同組合 参事 井野勲氏
演題:最近の畜産飼料を巡る情勢
講師:協同組合日本飼料工業会 専務理事三野耕治氏
ブロック会議の概要から
- 県の農業生産額の約6割を担う黒毛和牛の主産地は10月末に長崎で開催の全国和牛能力共進会に向けて盛上りをみせていました。
- 講演会に先立ち開催された事務局会議では、異常気象による飼料原料の不作がもたらした飼料価格の高騰に端を発した配合飼料の価格補てんについて生産者との率直な意見交換がありました。
- 続いて開催した講演会では、TVコマーシャル等で話題を呼んでいる「あか毛和牛」の挑戦についてこの仕掛け人である熊畜の井野参事から実務担当者ならではのエネルギッシュな講演がありました。
- 翌日実施された現地視察では、一昨年に発生した口蹄疫の10年も以前から当り前のように取組んできた農場での徹底した防疫・環境等の施設を視察しました、その後にはJA薩摩中央家畜市場での子牛のセリ市を視察しました。