山口県全日畜が設立総会を開催
平成25年5月21日
山口県全日畜が設立総会を開催(山口県全日畜:山口県全日本畜産経営者協会)
2年前に国の防疫機器等に係る小規模リース事業への参加を目的に、任意団体として組織した山口県畜産経営者協議会は、平成25年5月21日(火)、当協議会及び全日畜での組織検討を経て、全日畜傘下の山口県全日畜(山口県全日本畜産経営者協会)に発展的に組織変えを行った。
総会では、山口県全日畜会長の藤井照雄氏より、山口県は畜産主産県ではないが特徴のある経営者が元気に経営していると挨拶。全日畜代表理事の西原登氏は、元気な生産者の参加は大歓迎、一緒に頑張りましょうと挨拶。提案議案は満場一致で可決され、山口県全日畜が誕生した。
設立趣意書から
商系の畜産経営者は、経営力向上を図り、地域や国内だけでなく、輸出も視野に入れた安全安心な畜産物の安定的な供給を目指す必要があります。そのため、2年前に設立した経営者協議会を脱皮し、全国に多くの同朋を有する全日本畜産振興事業中央会(全日畜)と連携した山口県の「畜産経営者協会(山口県全日畜)」の設立を契機にして、地域の商系畜産経営者の相互研鑽を一層強化し、県配合飼料基金協会との両輪の元で、行政及び関係機関の理解・支援を受けて、商系畜産経営者が結束し、飛躍していく組織を目指します。
総会等の概要
会議名 : 山口県全日本畜産経営者協議会設立総会
会場 : 山口県湯田温泉「翠山荘」
日時等 :
5月21日(火)
15:00~16:00 設立総会
16:00~17:30 設立記念研修会/各会員の経営紹介(スライド紹介)、記念講演(演題「畜産を取巻く情勢」、講師 協同組合日本飼料工業会専務理事 三野耕治様)
17:30~ 設立懇談会
5月22日(水)
8:30~14:00 現地視察(有限会社秋吉台肉牛ファームの農場、有限会社萩見蘭牧場の農場)
来賓等
新谷和彦 様 (山口県県議会議員)
北野常盤 様 (山口県農林水産部長)
佐間誠司 様 (山口県畜産振興課長)
藤井陽一 様 (山口県柳井農林事務所畜産部長)
福島和彦 様 (山口県山口農林事務所畜産部長)
澤井利幸 様 (山口県萩農林事務所畜産部長)
羽鳥誠一 様 (山口県畜産振興協会専務理事)
西川博之 様 (日本政策金融公庫山口支店農林水産事業統括)
三野耕治 様 (協同組合日本飼料工業会専務理事)
中村 修 様 (協同組合日本飼料工業会振興部次長)
西原 登 様 (全日畜代表理事)
山田哲郎 様 (全日畜事務局長)
林 英雄 様 (北海道全日畜事務局長)
由良 武 様 (東北全日畜事務局長)
内田賢一 様 (千葉県全日畜事務局長)
瓦井哲夫 様 (千葉県全日畜事務局)
西村昌幸 様 (関西全日畜賛助会員)
光安弘利 様 (九州全日畜理事)
川上拓也 様 (九州全日畜事務局長)
現地視察
1.有限会社秋吉台肉牛ファームを視察
美祢市美東町長登3014-23
山口県配合飼料基金 松林行雄理事長経営の農場
・規模は、ホルスタイン種雄、F1種、和牛間交雑種など400頭肥育。
・配合飼料のほか、豆腐粕・うどん麺屑・もやし屑等のエコフィードも給与。
2. 有限会社萩見蘭牧場を視察
萩市木間 畜産団地内
山口県全日畜 藤井照雄会長経営の農場
・規模は、萩市特産の見蘭牛(見島牛×ホルスタイン種)150頭肥育。
・見島牛は萩市の沖合45kmにある見島で飼育されている日本在来牛(天然記念物)。
・後継者不足、肥育期間が約4年間と長い(通常22〜24ヶ月齢)ことから、肥育頭数が減少している。
・参加者からは山口県に対して積極的に働き掛け、当該牛が維持されていくような取り組みを提起するべきであるとの意見があった。
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