全日畜が第5回定時社員総会を開催
平成25年5月29日
全日畜が第5回定時社員総会を開催
平成25年5月29日(水)、一般社団法人全日本畜産振興事業中央会(略称「全日畜」)は、節目となる第5回定時社員総会を開催し、平成24年度事業報告や平成25年度事業計画などを審議し、いずれも、原案どおり承認された。総会には、全日畜社員の他、地域全日畜や県全日畜関係者、全日畜運営委員、飼料荷受組合等、82名の参加があった。
期日・場所
平成25年5月29日(水)
南青山会館(東京都港区南青山5-7-10)
開会挨拶・来賓挨拶から
西原登 代表理事挨拶
5年の節目を迎えた、東京電力への損害賠償請求等で成果を上げているが、まだまだ難しい状況が続いている。しっかり対応していきましょうと挨拶。
強谷雅彦(独)農畜産業振興機構 理事来賓挨拶
初めてご出席のALIC強谷理事は、商系生産者団体の役割は益々重要になる。連携して対応しましょうと挨拶。
鶴薗眞佐彦 鹿児島県基金協会理事長挨拶
自民党政権に戻り、南九州出身の議員が農林水産担当の要職に就任した。しっかりと我々商系生産者の現場の声を伝える活動をしていこうと挨拶。
三野耕治 (協)日本飼料工業会専務理事挨拶
節目の第5回の総会開催についてお祝いを述べられた後、大きな改革期を迎えている、新しいルール作りにはしっかり参画していくことが大事、これまで何度も失敗してきた前例に学ぶべき、と大きな転換期における対応について示唆された。
議事の審議から
議長に、西原代表理事が選出され、議事の審議に入った。提案された4議案は、原案どおり承認された。以下が概要。
第1号議案 平成24年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書及び収支計算書について
事業計画では、一般情勢報告に続いて、組織体制強化の活動、東京電力への損害賠償請求の活動、畜産業振興事業等の活動、情報提供活動、講演会の開催活動、食の安全セミナーへの参加、社員会議等の開催、全日畜ブロックの開催活動の8項目について報告があり、承認された。
その後、活動を支えた平成24年度決算報告があり、決算内容については、5月9日に実施した会計監査の報告が内田賢一監事よりあり、平成24年度決算は承認された。
第2号議案 平成25年度事計画及び収支予算について
第3号議案 平成25年度会員への入会金及び会費について(一括審議)
事業計画については、生産者の支援活動を基本に、平成24年度補正予算で措置されたリース事業を大きな柱として、組織強化の活動、損害賠償請求活動、畜産業振興事業等の活動、情報提供活動、講演会の開催、食の安全セミナーへの参加、社員会議等の開催、ブロック会議の開催などを、関係団体と連携して活動していくことが承認された。また、これらの活動を支える予算計画の提案があり、併せて承認された。
第4号議案 役員の選任について
理事3名と監事2名の選出が提案され次期新役員が選任された。
理事 西原 登 (九州選出社員)
理事 青野正宣 (東北選出社員)
理事 伊藤富治 (関東選出社員)
監事 瓦井哲夫 (千葉県全日畜)
監事 上田政信 (全日基)
第5号議案 その他
県単位の全日畜としては、8番目の組織として5月21日に設立した山口県全日畜から設立報告があった。山口県全日畜藤井照雄会長、山尾春行事務局長が参加され、山口県は規模は小さいが特徴ある経営をしている生産者が多い。全日畜の仲間に加えていただいた、一緒に頑張りたいと挨拶された。
※なお、総会終了後、新役員会議において、理事の互選により代表理事に西原登理事を選任した報告があった。