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山口県全日畜が令和4年度公開研修会を山口市で開催いたしました。

令和4年10月19日

山口県全日本畜産経営者協会(会長 隅 明憲 氏)は、令和4年10月19日(水)山口市の防長苑において、現在畜産の現場において切実な課題の一つとなっている、アニマルウェルフェアについて公開研修会を開催した。

講演課題
「国内におけるアニマルウェルフェアの取組状況と今後の方向」

講師/公益社団法人 畜産技術協会事務局長兼技術普及部長 八木 淳公 氏


講演会には、畜産経営者、飼料メーカー、基金協会、行政機関等、約30名が参加した。

八木講師の講演概要は、まず、「アニマルウェルフェア」とは、動物(家畜)が心身ともに良い状態にして飼養することを意味し、「放牧・放し飼い=アニマルウェルフェア」ではなく、どのような飼育システムであってもアニマルウェルフェアを向上させることができ、「動物にとって快適な環境となるような取り組みをしていれば、アニマルウェルフェアに取り組んでいるといえる。」と言った非常にわかりやすい定義から入り、様々な事例を紹介しながら、我が国畜産におけるアニマルウェルフェアの考え方や、世界的な流れ、更にはより高い水準のアニマルウェルフェアを実現するに当たって係るコストと消費者の購買動向など多岐にわたっての講演内容であった。

最後に、重要なことは、ほとんどの畜産生産者はすでに何等かのアニマルウェルフェアに関する取り組みを行っていることを意識することと、更なる改善に取り組んでいることを、消費者、流通業者などに発信していくことが重要であると締めくくられた。

最後に、重要な点として、ほとんどの畜産経営者はすでに何等かのアニマルウェルフェアの取組みを行っていることを意識することや、消費者・流通業者に対して、更なる飼養改善等に取り組んでいることを積極的に発信していくことが重要であると締めくくられた。

講演されている、公益社団法人畜産技術協会 八木淳也氏

講演されている、公益社団法人畜産技術協会 八木淳也氏

講演会場の様子(新型コロナウイルス感染症対策として、間隔を十分取って一人一机交互着席)

講演会場の様子(新型コロナウイルス感染症対策として、間隔を十分取って一人一机交互着席)

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