兵庫県及び関西全日本畜産経営者協会設立の概要について
平成22年7月5日
兵庫県全日本畜産経営者協会(兵庫県全日畜)及び関西全日本畜産経営者協会(全日畜関西)設立の概要について
兵庫県全日畜と関西全日畜が平成22年4月27日に設立されました。3月4日の青森県全日畜・全日畜東北、
4月13日の北海道全日畜に次ぐ全国3番目の全日畜の地方組織であります。設立総会は、神戸市北野町という異人館が立ち並ぶ一角のホテルを会場に開催され、近畿、中国、四国14府県から関係者が参集し、この地域での商系組織の活動を開始いたしました。
なお、前日26日午後には、14府県の配合飼料価格安定基金協会理事長会議が、基金協会設立後では初めて開催され、府県内の商系の唯一の拠点である基金協会の問題点等について意見交換が行われました。
期日・会場
平成22年4月27日(火) ホテル北野プラザ六甲荘 (神戸市中央区北野町)
兵庫県全日本畜産経営者協会(兵庫県全日畜)設立総会 10時~
主な内容は以下のとおりです。
- 開会
一宮事務局長が開会を宣言し、以下の設立総会の進行を行った。 - 出席者報告
- 設立発起人代表あいさつ
代表設立発起人である細見茂文氏が挨拶し、設立に際しての関係各位の支援を感謝し、畜産経営の厳しい現状に触れた後、兵庫県全日畜の設立目的と意義を述べた上で議案への賛意を求めた。 - 来賓紹介
一宮事務局長が飼料メーカー支店等の幹部や団体関係者を紹介した。 - 来賓あいさつ
三野専務理事(日本飼料工業会)よりお祝いの言葉をいただいた。 - 祝電披露
平野中部飼料(株)取締役社長 - 議長及び議事録署名人選出
議長に勢戸章示組合長(日配兵庫県飼料荷受組合)が就任し、議事録署名人に細見茂文組合長(ニチワ兵庫県飼料荷受組合)と末永準二組合長(日清丸紅兵庫県荷受組合)を指名した。 - 議事
第1号議案(定款案):一宮事務局長が読み上げて提案し、その後拍手で承認された。
第2号議案(22年度事業計画及び収支予算案):同様に提案し拍手で承認された。
第3号議案(役員の選出):同様に設立発起人4名(末永氏、岸本氏、勢戸氏、細見氏)の理事就任を提案し拍手で承認された。
第4号議案(会員の会費):一宮事務局長から賛助会員の会費額を1万円、徴収時期を6月末日、徴収方法を銀行振り込みによると提案し、拍手で承認された。 - 会長の選任について
一宮事務局長より、代表設立発起人である細見組合長が会長に就任することについて理事の合意が得られていることを説明した。 - 閉会
関西全日本畜産経営者協会(全日畜関西)設立総会 11時05分~
主な内容は以下のとおりです。
- 開会
一宮事務局長が開会を宣言し、以下の設立総会の進行を行った。 - 出席者報告
一宮事務局長より、以下の7名の全日畜関西会員となるべき出席者を紹介した。藤本氏(全日畜社員、兵庫県)、松永氏(全日畜社員、島根県)の2名は、宮崎県下の口蹄疫の影響を懸念し欠席された。辻 雅弘理事長(徳島県基金協会)、細見組合長(ニチワ兵庫県荷受組合)、加納代表取締役((株)関西ファーム、山本光夫全日畜社員代理)、廣井理事長(奈良県基金協会)、大久保理事長(和歌山県基金協会)、伊吹理事長(鳥取県基金協会)、山本理事長(京都府基金協会) - 設立発起人代表あいさつ
代表設立発起人である細見茂文氏が挨拶し、設立に際しての関係各位の支援を感謝するとともに、畜産経営の厳しい現状に触れた後、全日畜の設立経緯と3月以降の県全日畜設立状況を説明した上で、全日畜関西の設立目的と意義を述べ議案への賛同を求めた。 - 来賓紹介
一宮事務局長が基金協会理事長および常務理事、飼料メーカー支店等の幹部や団体関係者を紹介した。 - 来賓あいさつ
三野専務理事(日本飼料工業会)よりお祝いの言葉をいただいた。 - 祝電披露
平野中部飼料(株)取締役社長 - 議長及び議事録署名人選出
議長に廣井理事長(奈良県基金協会)が就任し、議事録署名人に細見茂文組合長(ニチワ兵庫県飼料荷受組合)と辻理事長(徳島県基金協会)を指名した。 - 議事
第1号議案(定款案):一宮事務局長が読み上げて提案した。理事会の設置について質問があり、設置を予定していない旨を一宮事務局長が回答。その後拍手で承認された。
第2号議案(22年度事業計画及び収支予算案):同様に提案し拍手で承認された。
第3号議案(役員の選出):一宮事務局長から、理事候補として辻理事長(徳島県基金協会)、細見組合長(ニチワ兵庫県荷受組合)、伊吹理事長(鳥取県基金協会)、大久保理事長(和歌山県基金協会)の5名について、地域を勘案して推薦する旨を提案し拍手で承認された。
第4号議案(会員の会費):一宮事務局長から定款に基づき賛助会員の会費額を1万円、徴収時期を6月末日、徴収方法を銀行振り込みによると提案し、拍手で承認された。 - 会長の選任について
一宮事務局長より、理事候補者の互選により細見組合長(ニチワ兵庫県荷受組合)が会長に就任することについて合意が得られていることを説明した。 - 閉会
設立記念祝賀会 12時~
主な内容は以下のとおりです。
- 開会
一宮事務局長が開会を宣言し、兵庫県全日本畜産経営者協会(兵庫県全日畜)及び関西全日本畜産経営者協会(全日畜関西)が、何れの議案も原案どおり承認のうえ設立されたこと、会長については両方とも細見組合長(ニチワ兵庫県荷受組合)が就任したことを報告し、以下の祝賀会の司会進行役を務めた。 - 理事紹介
一宮事務局長が兵庫県全日畜の細見会長、末永理事、勢戸理事、岸本理事(欠席)、全日畜関西の細見会長、辻理事、伊吹理事、大久保理事を紹介した。 - 会長あいさつ
細見会長は、出席者に対し本日、兵庫県内の荷受組合を主な会員とする兵庫県全日畜及び関西・中国・四国地区14基金協会のうち理事長で且つ生産者を主な会員とする関西全日畜が設立されたことを報告し、設立までの協力に感謝を述べた後、商系生産者の兵庫県内及び関西地域での地位、設立に至る経緯、今後に課せられた役割と県内及び関西地域への貢献の大きさを説明し、参会者の支援・協力を要請した。 - 来賓祝辞
以下の3氏から祝辞をいただいた。
1.有田信夫氏(日本政策金融公庫京都支店農林水産事業統轄)
2.石田史郎氏(兵庫県農政環境部農林水産局畜産課長)
兵庫県は、関西地域を代表する畜産県であり、京阪神の大消費地に畜産物を安定供給する役割を担っている。配合飼料は50万トンを超える消費県であり、そのうち兵庫県配合飼料価格安定基金のシェアは70%と非常に大きな割合を占めており、本県畜産の主要な部分を担っていただいていることに感謝する。さて、配合飼料価格は、一時期の高値よりは脱したものの依然として高止まりで推移している。加えて、一昨年来の景気減速によって畜産物価格が低迷しており、各種の価格安定対策が発動されている。このような中で県では自給飼料の生産拡大を行っており、[中略]飼料用米や稲発酵粗飼料の生産拡大が期待されている。この度、県内の畜産の大きな部分を担っている商系の配合飼料利用の生産者の皆様が組織を立ち上げて一段と畜産の振興に取り組んでいかれることは、我々畜産行政に携わる者として心強く感じるところである。両協会の今後の発展を期待する。
3.三野耕治氏((協)日本飼料工業会専務理事)
昨年3月に3人の発起人理事からスタートした全日畜であるが、ヨチヨチ歩きの状態から4億円弱の補助事業を実施するまでになった。(協)日本飼料工業会と同じビルの中に農畜産業振興機構があるが、その理事長に今村宣夫と云う人が、昔、居られて、三河武士の“前に向かって倒れよ”という言葉をよく引用されていた。全日畜が補助事業の申請をするかどうかの判断の際に、山西前工業会会長から背中を押していただいたのが今日の成果を生んだ。それから1年もたたないうちに、兵庫県と関西地域に組織を作ることができた。本日は多くの関係各位に出席いただき、ここまでの準備を進めていただいた中橋支部長を初め事務局には厚くお礼申し上げる。 - 乾杯
中橋正敏氏(日和産業(株)取締役社長、日本飼料工業会関西支部長) - 閉会
坂井保之氏(全日本畜産振興事業中央会事務局長)