北海道ブロック会議を北海道帯広市で開催
平成24年9月13日
北海道ブロック会議を北海道帯広市で開催
全日畜では、取巻く情勢が厳しさを増している中、商系生産者及び関係者が連帯して諸課題に対処していくことが求められていることを踏まえて、平成24年度の活動として、地域組織と連携して、地域単位でブロック会議を開催し、関係者相互の情報交換を図ることとしました。平成24年9月13日から帯広市で開催した北海道ブロック会議の概要を紹介します。
北海道ブロック会議(帯広会場)
日程:平成24年9月13日(木) ・14日(金) 13:00~(翌日)12:40
会場:「帯広東急イン」 北海道帯広市 (現地視察は域内)
参加者:90名(生産者、行政・研究機関、飼料メーカー、金融機関、他)
講演会
演題:北海道の草地を改善 (簡易更新を有効に使う)
講師:雪印種苗(株) 北海道研究農場長 高山光男氏
演題:イアコーンサイレージの生産と利用
講師:(独)北海道農業研究センター上席研究員 大下友子氏
演題:最近の畜産飼料を巡る情勢
講師:協同組合日本飼料工業会専務理事 三野耕治氏
ブロック会議の概要から
- 酪農主体の北海道地域では、直近での配合飼料価格の高騰等から一層の自給飼料拡大への取組みを大きなテーマとしていて、この開催の機会を本格的な北海道全日畜活動のキックオフと位置付けました。
- 講演会では、研究者の高山講師が一見優良草地に見える北海道の牧草地は実は半数程度が雑草で草地更新が喫緊の課題とショッキングな報告がありました。イアコーンサイレージを研究の大下講師は耕種農家と連携した作付のコントラクターが確立できれば自給飼料拡大の一助となると講演されました。
- 翌日実施された現地視察では、(独)家畜改良センター十勝牧場でイアコーンサイレージの栽培試験圃場と最新鋭の大型ハーベスターを視察し、続いて明治十勝チーズ館を視察しました。