鹿児島県全日畜が第4回定時会員総会を開催
平成25年6月27日
鹿児島県全日畜が第4回定時会員総会を開催
平成25年6月27日、鹿児島県全日畜は第3回定時会員総会を開催した。総会では、多くの経営者や関係者が集まる機会を活用して、昨年同様に講演会と交歓会を併催した。
日時:平成25年6月27日(木)
総 会 13時30分開会
講演会 14時50分開演
交歓会 17時00分開会
場所:マリンパレスかごしま (鹿児島市与次郎2-8-8)参加約60名
総会は西原登会長の開会挨拶で始まった。「全日畜は東電の損害賠償請求等で大きな成果を上げている。飼料を取巻く情勢は円安で大変な状況となっている。輸出産業の収益の一部は影響の出ている輸入産業に補てんすべき。これ以上我が国の畜産生産者を減らすことのないようにしっかり対応しましょう」と挨拶。
総会
来賓を代表して、鹿児島県農政部の大田均畜産課長が挨拶。「畜産主産県としての役割をしっかり果たしていく。関係団体の支援をお願いしたい。」と挨拶。 平成24年度の活動では、1月に全日畜と連携して、県選出の国会議員に対して要請行動を行ったこと等の報告があった。また、平成25年度事業計画では、昨年から継続実施中のリース事業への参加者を支援していくことが報告され、3号議案では、リース事業の諸規程を補完する鹿児島県全日畜独自の実施規程を定め,当該事業を円滑に推進していきたいと提案があった。 事務局提案の議案は、全て満場一致で承認され、4年目となる平成25年度の鹿児島県全日畜の活動がスタートした。
講演会
日本飼料工業会参事の長谷川敦氏を講師に招き、1時間半にわたり「畜産・飼料をめぐる内外の情勢」と題して講演をいただいた。このテーマは、昨年の飼料原料の価格高騰から直近の価格改定まで、関係者の最大の関心事。多くのデ-タを駆使して丁寧な説明があった。
講演終了後、国会が終了して地元に戻ったばかりの参議院議員野村哲郎先生が会場入りして、急遽30分間の国会情勢を報告いただいた。野村議員は、自民党の畜酪小委員会の委員長として飼料対策の検討を主導中。参加者は、直接国政状況を伺う機会をいただいた。
情報交歓会
生産者や飼料メーカー関係者の他、急遽会場に駆け付けた野村哲郎先生も参加しての交歓会が開催され、特に参加した経営者から情報交換の意義が高かったとの評価を得た。
その他
鹿児島県全日畜は、先に日本飼料工業会の専務理事を退任された三野耕治氏に対して、県全日畜創立から常にご支援いただいたご功績に対して、感謝状を贈呈した。その後、学識経験者として大局に立った講話を伺った。