全日畜セミナー「攻めの農畜産業を考える」を開催
平成26年5月26日
全日畜セミナー「攻めの農畜産業を考える」を開催
全日畜は、平成26年5月26日(月)南青山会館で総会記念事業の全日畜セミナーを開催した。今回のテーマは、日豪EPAやTPPなど厳しさが増している国際貿易交渉の情勢を踏まえて「攻めの農畜産業を考える」と設定。
セミナーはまず、北海道浜中町農業協同組合代表理事組合長で酪農生産法人酪農王国社長の石橋榮紀氏が「経営は挑戦なり」の演題で基調講演。続いて、工業会の平野昭専務理事が加わり工業会長谷川敦参事をコメンテーターにディスカッションが行われた。
石橋氏は、地域酪農家約200戸の先頭に立って牽引してきたリーダー。先駆けて牛乳のトレーサビリティの確立の取組み、タカナシ乳業やハーゲンダッツアイスとの出会いなどを語った。今後は自然環境と共存した持続可能な酪農をめざし消費者に評価される牛乳づくりに邁進し挑戦していきたいと強調。「私には根拠のない自信がある」「ダーウィンの名言“唯一生き残るのは変化できる者である”を思い出して」と述べた。
フロアーからも参加者が意見交換に参加するなど、すっかり石橋氏から元気をもらった一日でした。
司会進行は全日畜の熊谷孝二氏
西原登代表理事が開会/テーマに最適の講師を迎えたと石橋講師を紹介
基調講演の石橋榮紀氏/たびたび中央紙に登場する実践に基づいた講演が続く
基調講演後の討論も石橋講師に質問責め
フロアーからの意見が続く
会場風景
会場風景
熱心に聴講する全国から参加の畜産生産者の皆さん
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